高品質の追求

職人の手仕事

職人の手仕事
美しさを追求する職人の手仕上げ
美しいクリーニングには、職人の熟練した技術が大切です。専用プレス機など量産化・スピード化のニーズに応える専用マシンが求められる一方で、オーダーメイドのような仕上がりを実現するのは、やはり職人の技。私たちが97年もの間、高品質クリーニングとして評価をいただいているのは、職人の存在が大きいのです。日光舎には国家認定資格・クリーニング師の取得者が4名在籍。プロの確かな腕でお客様の品物をクリーニングしており、また若い職人へと技を受継いでいます。

ロイヤルクリーニングコース

ロイヤルクリーニングコース
最上級のロイヤルクリーニングコース
日光舎の代名詞ともいえるロイヤルクリーニングコース。高級素材の衣類やブランド品など特に大切な品物を、専門スタッフが細心の注意をはらいながら仕上げるクリーニングコースです。ここでも、こだわっているのは「職人による手仕事」。この道30年、40年を誇るプロのクリーニング師による洗浄と仕上げで、衣類それぞれの美しさを引き出しています。そのこだわりはプロ意識を持った職人ならでは。専用のプレス機でもなしえない、手仕事独特の美しさとフィット感が大変好評で、お客様から「親子代々、大切な衣類は日光舎へお願いしています」といううれしいお言葉をいただくほどです。

素材に合った優しい洗い方、仕上げ方

素材に合った優しい洗い方、仕上げ方

品物の種類はカシミヤやレザー、ウールなどさまざま。

素材に合った優しい洗浄の仕方、特に仕上げ方がクリーニング後の美しさを左右するのです。

ロイヤル担当の職人は、仕上げの前に衣類一着一着と向き合い、購入した時のような手触りや形をイメージ。

職人技でアイロン機器の圧力、蒸気、吸引力のかけ方を操りながら、衣類によって張りを出したり、柔らかい風合いにしたりと、イメージどおりの仕上がりに近づけます。

ロイヤルコースの納品までの工程

STEP 01 専門スタッフによる素材に合った洗浄・乾燥
STEP 02 ロイヤル担当スタッフによる仕上げ方法の見極め
STEP 03 裏地や細部まで手仕上げアイロン
STEP 04 ロイヤル専用の通気性の良い包装で納品


専門ラインについて

専門ラインについて
専門スタッフが担当する 4つの専門ライン
工場内は品物の洗い方と種類の違いから、「ドライ」「水洗い」「Yシャツ」「白衣」の4つの専門ラインに分かれています。スタッフが作業を掛け持ちすることが多い他社と比べ、弊社ではラインごと、工程ごとに専門スタッフが担当。「繊維・素材によってベストな方法で洗いあげる洗浄担当」「細部まで丁寧に仕上げるYシャツオールアイロンの担当」「綿や麻の特性を熟知した水洗い仕上げの担当」「裏地まですべてが手仕上げのロイヤルコース担当」など、その道のプロが長年培った高い技術で専門性の高い仕事をしており、結果として高品質保持につながっています。また、作業の効率化が図れることにより、納品までのスピードアップにもつながっています。

日光舎の専門ライン

日光舎の専門ライン


ラインのポイント

厳しい検品体制


厳しい検品体制

最後に厳しい検品を行い、クリアした品のみ納品。必要に応じて、再度仕上げをすることもあります。また、最終検品だけでなく、スタッフ全員が「チェックをする目線」を持っているのも弊社の特徴。各工程で専門スタッフが目を光らせているため、仕上がりには高い自信を持っています。


専門化された修繕部


専門化された修繕部

弊社では専門に修繕部を設けており、クリーニングの過程で取れかかったボタンなどは修繕してから納品しています。そのしっかりとした修繕技術には定評があり、ジッパーの付け替えや裾直しなど、修繕を目的に受注をする場合(有料)もあります。


高機能機器

高機能機器
特殊機器が実現する 美しさとフィット感
弊社工場では「白い衣類専用機」「紳士服専用機」「婦人服専用機」「セーター専用機」と、4種類の専用ドライクリーニング機を揃えています。大量処理の店では、白い衣類も、紳士服も、お洒落着もすべて一緒に洗ってしまう場合が多く、型くずれや色移りの危険があります。弊社では専用機を充実させることにより、色や生地によって衣類を細かく分類し、「大切な衣類を優しく洗濯してほしい」というお客様の要望にできる限り応えています。また、スーツなどはアパレル仕様の立体仕上げ機を導入しています。機械で蒸気をかけるだけでプレスをしない店が多いなか、平面仕上げではなしえない体にフィットした仕上がりを実現しています。

顧客との品質共有化

顧客との品質共有化
お客さまとの 良好なコミュニケーション
高品質を保持するためには、お客様との良好なコミュニケーションが基本。受付の際、衣類の状態や要望を細かくヒアリングし、その情報を34種類のタグを使って工場へ伝えています。シミがあれば、状態をお客様と一緒に確認し、時にはその場で工場のしみ取りスタッフへ電話をかけ、「シミがどの程度とれるか」を確認することもあります。窓口で発見されなかったシミやほつれを工場内のスタッフが発見した場合、すぐにお客様へと情報をバック。システム化された厳しいチェック体制が“美しい仕上がり”につながっているのです。また、店頭スタッフはお客様の衣類の相談役でもあり、メンテナンスや保管方法を適切にアドバイスしています。

34種類のタグで情報共有

34種類のタグで情報共有

弊社では、受付の際、タグを付けることによって衣類の情報を「見える化」しています。

例えば、Yシャツなら、のり加減を「ソフト(のりなし)」「セミソフト(うすのり)」「レギュラー(のり普通)」「ハード(のり強く)」の4種類から選べ、お客様の好みを専用タグにより工場へ伝達しています。

他にも「衣類の状態」「納期」「特殊加工」など34種類ものタグを使い分けて衣類の情報を共有化。

全スタッフが衣類の特性をきちんと理解した上で、それぞれの職務にあたっています。

品質会議の実施

品質会議の実施

月に1度、各店舗のスタッフが集まり品質会議を開催しています。

各直営店や各営業マンから回収した品質アンケートの結果を発表し、お褒めの言葉やクレームの情報を共有化することによって品質向上へとつなげています。