品物の種類はカシミヤやレザー、ウールなどさまざま。
素材に合った優しい洗浄の仕方、特に仕上げ方がクリーニング後の美しさを左右するのです。
ロイヤル担当の職人は、仕上げの前に衣類一着一着と向き合い、購入した時のような手触りや形をイメージ。
職人技でアイロン機器の圧力、蒸気、吸引力のかけ方を操りながら、衣類によって張りを出したり、柔らかい風合いにしたりと、イメージどおりの仕上がりに近づけます。
厳しい検品体制
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最後に厳しい検品を行い、クリアした品のみ納品。必要に応じて、再度仕上げをすることもあります。また、最終検品だけでなく、スタッフ全員が「チェックをする目線」を持っているのも弊社の特徴。各工程で専門スタッフが目を光らせているため、仕上がりには高い自信を持っています。
専門化された修繕部
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弊社では専門に修繕部を設けており、クリーニングの過程で取れかかったボタンなどは修繕してから納品しています。そのしっかりとした修繕技術には定評があり、ジッパーの付け替えや裾直しなど、修繕を目的に受注をする場合(有料)もあります。
弊社では、受付の際、タグを付けることによって衣類の情報を「見える化」しています。
例えば、Yシャツなら、のり加減を「ソフト(のりなし)」「セミソフト(うすのり)」「レギュラー(のり普通)」「ハード(のり強く)」の4種類から選べ、お客様の好みを専用タグにより工場へ伝達しています。
他にも「衣類の状態」「納期」「特殊加工」など34種類ものタグを使い分けて衣類の情報を共有化。
全スタッフが衣類の特性をきちんと理解した上で、それぞれの職務にあたっています。
月に1度、各店舗のスタッフが集まり品質会議を開催しています。
各直営店や各営業マンから回収した品質アンケートの結果を発表し、お褒めの言葉やクレームの情報を共有化することによって品質向上へとつなげています。